レジストリってなに?
OSやアプリケーションの設定を保存するために、Windows 3.1ではini(initialize)ファイルを使っていました。でもファイルサイズは64KBまでという制限がありました。Widnows 95以降で使われるレジストリは、このようなさまざまな設定の情報を一つにまとめて管理するための仕組みです。
[スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [regedit] - [OK]とたどって、レジストリエディタを起動してみてください。
レジストリのキーをマウスでクリックしてポイントし、色が青く変わった状態で、レジストリエディタの[レジストリ] - [レジストリの書き出し]を押します。
REG形式のファイルが作成されますね?このファイルが、レジストリのある部分の状態を保存したファイルです。
もしレジストリをすべて書き出すなら、[マイコンピュータ]をポイントして、同じように保存します。
RegDiffでレジストリを丸ごと比較したいときにためしてください。
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レジストリをすべて書き出すなら。 [マイコンピュータ]をポイントして、 同じように保存します。 |
ちょっとregファイルの中身を見てみましょう♪
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
をREG形式でtest.regの名前で保存してみます。作成されたtest.regをメモ帳で開いてみます([スタート]
- [プログラム] - [アクセサリ] - [メモ帳]を押して、[ファイル] - [開く]から、保存したregファイルを参照して開きます)。

["NoRecentDocsHistory"=dword:00000001]は最近使ったファイルの履歴を残さないための設定です。
このtest.regをダブルクリックしますと、このようなダイアログが出ます。
[OK]でこのレジストリの情報がパソコンに取り込まれ、このキーが作成されます。

メモ帳で開いたときに、["NoRecentDocsHistory"=dword:00000001]を["NoRecentDocsHistory"=dword:00000000]に編集して上書きして保存してから、regファイルをダブルクリックしてみます。
どうなるのでしょう?
レジストリのDWORD値が上書きされて、["NoRecentDocsHistory"=dword:00000001]に変更されます。
つまりregファイルは、ある状態のレジストリの値を書き出したもので、レジストリのキーやDWORD値を足したり・引いたり・変更できるファイル、ということですね♪
RegDiffってどんなソフトなの?
RegDiffはレジストリを書き出した2つのRegファイルを比較して、変更点を見つけたり、Reg形式の差分ファイルをつくるツールです。差分ファイルはReg形式で、ダブルクリックすれば簡単に変更点を元に戻すことができます。また便利な使える利用法として、あるパソコンでのレジストリの変更点を書き出し、その差分ファイルを他のパソコンに取り込ませて、おなじようにレジストリを変更させることができます。
もちろんこのときには、まったく同じ環境のパソコンで行なってください。
また作成された差分のregファイルをそのまま使わないで、目的に合わせて編集してからレジストリに取り込むこともあるかもしれません。
それでは試してみましょう♪
[RDIF012D.LZH]をダウンロードして解凍します。解凍されてできた[RDIF012D]フォルダの中の、REGDIFF.EXEをダブルクリックして起動します。
["NoRecentDocsHistory"]のDWORD値がないパソコンのレジストリを保存(0.reg)。新しく["NoRecentDocsHistory"=dword:00000001]のDWORD値を作って(1.reg)テストしてみます。
注意)レジストリを丸ごとすべて書き出して比較せず、一部だけ書き出して比較する例です。
| Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer] "NoDriveTypeAutoRun"=dword:00000095 |
| Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer] "NoDriveTypeAutoRun"=dword:00000095 "NoRecentDocsHistory"=dword:00000001 |
[入力ファイル名1 (1):]に0.reg (DWord値作成前のregファイル)
[入力ファイル名2 (2):]に1.reg (DWord値作成後のregファイル)
出力ファイル名 (3):にnew.reg (ファイル名のあとに、[ .reg ]を付け足してください。拡張子は自動ではつきません)
そして[Start]を押します。regファイルの比較が始まります。

このように設定して試してみました。
| Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer] "NoRecentDocsHistory"=dword:00000001 |
このnew.regをダブルクリックしますと、0.regの状態のパソコンのレジストリが、1.regの状態になります。
つまり["NoRecentDocsHistory"=dword:00000001]のDWORD値が作成されます。
では逆にしてみたら、どうなるのでしょう?
REGDIFF.EXEをダブルクリックしてRegDiffを起動して、このようにしてみます。
[入力ファイル名1 (1):]に1.reg(DWord値作成後)
[入力ファイル名2 (2):]に0.reg(DWord値作成前)
出力ファイル名 (3):にnew.reg
| Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer] "NoRecentDocsHistory"=- |
このnew.regをダブルクリックしてレジストリに取り込むと、あなたのパソコンの["NoRecentDocsHistory"]のDWORD値が丸ごと削除されます。
さいごに
レジストリの編集は、もし失敗したらパソコンが起動できなくなることもあります。十分に理解してから、あなたの自己責任で試してみてください。
もしなにかあっても、わたしは責任を取れません・・・
今回は試しませんでしたけど。
もし仮に、[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]のキーを削除するregファイルを作成するには、このようになります。
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Windows Registry Editor Version 5.00 [-HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer] |
まさかとは思いますけど、試さないでください・・・
RegDiffの作者の方のサイトはこちらです。
清水 洋平's Valuable Softwares
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000007/index.htm
