Outlook Express 6の、メール本文とアドレス帳のインポートとエクスポート

文書作成日 2002/8/12 最終更新日 2006/1/3

メール本文をOutlook Expressから他のパソコンのOutlook Expressへコピー

 Outlookのインポート・エクスポートでは、pstファイルを作成して簡単にメール本文を移植できます。でもOutlook Expressでは、どうもうまくいきません。
 Outlook Expressのメールファイルなどはdbxという拡張子です。[ファイル] - [エクスポート] - [メッセージ]を押すと、下のダイアログが表示されます。
 他のパソコンに移植したいメール本文を、一旦Outlookに移動させるのはとっても面倒。メールファイルだけを書き出したかったのに・・・
 そこで、ちょと考えてみました♪

Outlook Expressのメールの保存場所

 メールの保存場所は [C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Identities\{User-ID}\Microsoft\Outlook Express]です。

 [受信トレイ]の上でマウスを右クリックして、プロパティに表示された保存場所の位置をメモしましょう。マウスでポイントして右にずらすと、すべて表示されます。


 Outlook Expressを起動して、[ツール] - [オプション] - [メンテナンス]タブ - [保存フォルダ]からでも確認できるでしょう。


 もしくは[スタート] - [検索]から、[dbx]という拡張子のファイルを探して、{User-ID}フォルダを捜してください。[User-ID]はアルファベットと数字が組み合わされた長いものです。

 ([C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Identities\{User-ID}\ではないです、念のため)。

メールのバックアップ

 この{User-ID}フォルダをMOでもCD-RでもUSBメモリーキーでもお好きなものに保存してください。
 [User-ID]フォルダはそのまま開いても中にはなにも表示されないかもしれません、でもコピーして保存すると、保存先の[User-ID]フォルダにはdxbファイルが複数表示されているでしょう。

 もしFolders.dbxファイルが無いと、インポートするときにこのようなエラーメッセージが出ます。不要なdbxファイルは削除してもいいでしょう、でもFolders.dbxは削除しないでください。
 またこのエラーメッセージは、CD-Rに焼いた{User-ID}フォルダを取り込むときにも出てきます。デスクトップにコピーして、ファイルをマウスで右クリックしてプロパティを開き、フォルダの中にあるdbxファイルの[読み取り専用]属性を外してください(フォルダそのものではないです・・・)。

メールのインポート

 それではインポート(取り込み)してみましょう。移動先(メール本文を取り込む)のパソコンでOutlook Expressを起動して、[ファイル] - [インポート] - [メッセージ] - [Outlook Express 6] を選択して[次へ]を押します。

  [Outlook Express6 ストアディレクトリからメールをインポートする] を選択して[OK]。


 [参照]から、[保存した{User-ID}フォルダ] - [Microsoft] - [Outlook Express]とたどります。
 簡単ですね。

Outlookでは?

 私のWindows 2000のパソコンでは、Outlookのメール本文は[C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook\outlook.pst]です。

ついでにアドレス帳もバックアップ!でもCSV形式ではグループの設定は保存できません・・・

 Outlook Expressのアドレス帳は[ファイル] - [エクスポート] - [アドレス帳]でcsv形式で書き出せます。でもこの方法ではエクスポートにはCSV形式しか利用できません。
 そしてCSV形式では、グループの設定はバックアップできません・・・なぜなんでしょう?

 Outlook Expressにはもうひとつ、WAB形式でのアドレス帳の保存方法があります。みなさんはこちらをご利用ください。
 [ツール] - [アドレス帳]を開きます。アドレス帳の編集画面が表示されたら、[ファイル] - [エクスポート] - [アドレス帳(WAB)]を押します([他のアドレス帳]でCSVファイルを選択することもできます、でもここでは利用しないでおきます)。
 この方法で作成したWABファイルなら、グループも保存できました。
 保存したWABファイルをインポートする方法は2つあります。
 Outlook Expressの[ファイル] - [インポート] - [アドレス帳]から。
 そして[ツール] - [アドレス帳] - [ファイル] - [インポート]でアドレス帳編集画面からです(でも環境によってはインポート/エクスポートが灰色になっていて、選択できないかもしれません)。

 わかりやすく書いてまとめてみます。
 [ファイル] - [インポート/エクスポート]からはエクスポート(保存)はCSV形式のみ、インポート(取り込み)はCSV形式とWABファイルの両方が可能。
 [ツール] - [アドレス帳] - [ファイル] - [インポート/エクスポート]はインポートとエクスポートがCSV形式とWAB形式で可能です。

Outlook ExpressとOutlookとの連携?

 Outlook Expressを起動してOutlook Expressの[ツール] - [アドレス帳]を開いてみました。アドレス帳の[ツール] - [オプション]を開きますとこんなダイアログが表示されました。
 Outlook とOutlook Expressのアドレス帳が共有されているのは、ここで勝手に設定されていたからなんですね。
 Outlookを利用しているなら、Outlookを起動して[ファイル] - [インポートとエクスポート] からエクスポートできますね。楽です。

アドレス帳のしくみを調べてみよう!

 [スタート] - [検索] - [ファイル名またはフォルダの名前]に[*.wab]と入力して検索([ ]は入れないで下さい・・・)。[Administrator.wab]というファイルがパソコンから見つかりました(ファイル名は人によって異なるかもしれません)。
 直接ダブルクリックしてみます。
 とりあえず[いいえ]を押してみます。
 結果として、Administrator.wabをダブルクリックしても、登録したアドレスは一つも表示されません。 登録アドレスがwabファイルに書き込まれていないみたいです。

 [Microsoft Outlookや他のアプリケーションと連絡先の情報を共有せずに、アドレス帳の情報を、アドレス帳ファイル(*.wab)に保存する(D)]に設定を変えてみます。
 Outlookを起動して[ツール] - [アドレス帳]では、登録していたアドレス帳はそのまま残っていました。
 でもOutlook Expressを起動して[ツール] - [アドレス帳]では、アドレス帳は空のまま。

 Outlook Expressで新しい宛先を登録してみても、Outlookから開いたアドレス帳には反映されませんでした。

 またAdministrator.wabファイルを検索してダブルクリック。
 Outlook Expressで設定したばかりの新しい宛先が、ちゃんと表示されました。
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